任天堂株がトランプ政権の関税政策の影響で一時9000円台を割り込む事態に。予約開始の延期が投資家心理に影響を与え、株価が続落している。
特に新商品の発表が注目されていた任天堂(証券コード7974)は、取引開始直後に8962円まで下落し、その後9622円に持ち直したものの、終値は前日比783円安の9194円となり、依然として投資家の警戒感が強い状況が続いている。
直近1週間では、任天堂株は4月1日に10510円の高値を記録した後、4月2日深夜に新型ゲーム機「Switch 2」の発表が行われたにもかかわらず、株価は続落した。
特に注目すべきは、アメリカにおける同ハードの予約開始が「4月9日から延期される」という発表であり、これが投資家心理に冷や水をかけたと考えられている。
この予約開始延期は、トランプ政権の関税政策による影響を精査するためとされており、発売日は変更されないものの、今後の販売計画に対する不安感が広がっている。
なお、関税政策に関する声明では価格についての具体的な言及はなかったが、先週発表された相互関税政策では、中国やベトナムでのハード製造に高率の関税が課されることが明らかになっており、今後の協議によっては関税が緩和される可能性もあるものの、継続すれば増加した関税分が製品価格に転嫁される懸念がある。
最近数カ月間、任天堂株は堅調に推移していたが、一連のニュースを受けて利益確定売りが誘発されたとみられ、今後の動向が注視される。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/f0a9f86234cc4f2028d414756fd4eb29cac39996
任天堂株に関するコメントでは、トランプ関税が主な原因で株価が9000円を割る危機に直面しているとの意見が多くありました。
特にアメリカ市場における不透明感が強調され、Switch2の販売が期待される一方で、アメリカでの売れ行きに懸念を抱く声もありました。
また、過去の経験から、任天堂は新作ソフトのリリースを温存しているため、今後の収益が見込めるとの楽観的な意見も存在しました。
しかし、トランプ経済の影響が大きく、円高や金利の変動が収益基盤に悪影響を及ぼす可能性があることも指摘されました。
さらに、任天堂のファンからは、株価が下がる中でも新作ソフトの期待感があり、株を買い増すチャンスと捉えている意見もありました。
全体的に、株価の動向に対する不安と期待が交錯している印象を受けました。
ネットコメントを一部抜粋
Switchは世界累計販売数1億5千万台です。
トランプ関税による影響がほとんどだと思います。
特に機関は、3カ月スパンでの決算の出来不出来をよく見る。
このくらいの落ち方ならまだかわいいものですね。
原因が分かっている株安なのに何を騒いでるのか。