コインベース、米国初の24時間取引可能な先物を開始

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コインベースが5月9日から米国初の24時間取引可能な先物を開始。ビットコインとイーサリアムを対象に、投資家はリアルタイムで取引が可能に。

要約すると暗号資産取引所のコインベース(Coinbase)は、2023年5月9日より米国初の24時間365日取引可能な先物取引を開始することを発表しました。

これは、コインベース傘下のデリバティブ取引所「コインベースデリバティブズ(Coinbase Derivatives)」によって提供され、対象となる銘柄はビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)です。

これまでの米国の先物市場は、決められた取引時間内での運営が主流であり、24時間体制の暗号資産市場とは連動しておらず、投資家は市場の変動に即座に対応できないという課題がありました。

特に、米国の個人投資家や機関投資家は、国内の規制により海外取引所が提供するパーペチュアル取引を自由に利用することができず、選択肢が限られていました。

新たに提供される先物取引により、投資家は市場のオープンを待たずにリアルタイムでの取引が可能となり、小口の個人投資家から大口の機関投資家まで幅広い層に対応する契約が用意されています。

また、コインベースは3月11日に、長期満期型パーペチュアル取引の提供も計画していると発表しており、これにより投資家は現物と先物、CFD(差金決済取引)の特徴を併せ持つデリバティブ取引を柔軟に行うことができるようになります。

さらに、コインベースデリバティブズは、暗号資産エックスアールピー(XRP)の2種類の先物商品「XRPフューチャーズ(XRP Futures)」と「ナノXRPフューチャーズ(nano XRP Futures)」の提供に向けた自己証明書をCFTCに提出しており、これらの商品は今月21日以降に取引が開始される予定です。

自己証明書とは、取引所が新たな先物商品を上場する際にCFTCの事前承認を必要とせず、合法性を自主的に確認して申請する手続きです。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/ab5f2b92664c2f6ce8afceb36f773905b501e8f4

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