大船渡市の山林火災が40日後に鎮火。発生時からの影響で190人が避難生活を続けており、再建が課題に。
要約すると岩手県大船渡市で発生した大規模な山林火災が、発生から40日を経てようやく鎮火宣言を迎えました。
市長の渕上清氏は、7日午後の記者会見で、最終調査の結果、再燃の恐れがないことを確認した上で鎮火を宣言しました。
この火災は2月26日に発生し、当初は3月9日に鎮圧が宣言されたものの、熱源や残り火の確認が続き、消防や防災ヘリコプターによる警戒が続けられました。
最終的には3月23日以降、熱源は確認されていないとのことです。
火災によって焼失した面積は約2900ヘクタールに上り、これは平成以降の林野火災としては国内最大規模です。
さらに、この火災により1名が亡くなるという痛ましい結果ももたらされました。
市によれば、現在でも約190人が避難生活を余儀なくされており、住宅や生活基盤の再建が急務となっています。
市は今後、避難者の生活再建に向けた支援を強化する方針ですが、火災の影響を受けた地域の復興には時間がかかると見込まれています。
住民の生活が早期に安定するためには、地域全体での取り組みが必要とされています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/b1ce9498798081c667eb14b08543357aca85b7e5