トランプ政権が誤って強制送還した移民男性を、連邦地裁がアメリカに帰国させるよう命じました。政権側は控訴の意向を示しています。
この男性は、エルサルバドル国籍でありながら、アメリカで裁判所から強制送還を免除される保護資格を得ていました。
トランプ政権は先月、「敵性外国人法」を適用し、ベネズエラの犯罪組織のメンバーとされる数百人をエルサルバドルに追放する際に、誤ってこの男性を送還したとされています。
送還後、男性は母国で刑務所に収容されているとのことです。
メリーランド州の連邦地裁の判事は、トランプ政権に対し、7日までに男性をアメリカに戻すよう命じましたが、政権側は男性の身柄がアメリカにないため帰国は不可能だと主張し、控訴する意向を示しています。
また、司法省の弁護士が政権の過ちを認めた後、休職処分にされたことも報じられています。
この一連の出来事は、移民政策における行政のミスが引き起こした深刻な問題を浮き彫りにしており、今後の法的な動きが注目されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/8c3baaef3deb2713f699f2646afaaffce12f5ec3
トランプ政権の移民強制送還に関するコメントは、さまざまな視点からの意見が集まりました。
多くのコメントは、政権の不安定さや不確実性を指摘し、アメリカへの投資を躊躇う企業が増えるのではないかと懸念していました。
また、特定の移民に対する強制送還の判断が誤っているのではないかという意見もあり、特に「Garcia」という移民のケースが取り上げられました。
彼は国際テロ組織のメンバーとされ、過去の犯罪歴が影響しているものの、国外追放の判断が適切でないとする意見がありました。
さらに、エルサルバドルの治安改善が進んでいる中での送還の是非についても議論されました。
報道の偏向に対する疑念もあり、特定のメディアが事実を歪めて伝えているとの指摘もありました。
全体として、移民問題に対する制度の不備や、政権内でのミスを認めることの難しさが浮き彫りになっていました。
ネットコメントを一部抜粋
このトランプ政権の不安定さ、不確実さを見ても、アメリカに投資しようなどという酔狂な企業がいたら、その企業の将来を心配してしまう。
この人物は「Garcia(ガルシア)」という国際テロ組織MS-13のメンバーで、2011年に米国へ不法入国。
いやはや、まさに「トランプ王朝ドナルド烈王一世」ですな。
ミスを報告したら休職処分ってアメリカも北朝鮮みたいになったな。
ただでさえ「ミスを認めたら負け」という国民性の国で、恐怖にかられた政権スタッフだからなあ。