能登半島地震の影響で、石川県の小中学生数が約3割減少。入学式では424人が新たに入学し、地域の教育環境の回復が求められています。
要約すると石川県の輪島市、珠洲市、能登町、穴水町では、昨年の能登半島地震の影響で小中学生の数が約3割減少したことが明らかになりました。
教育委員会の調査によると、2023年春時点の児童・生徒数は2682人でしたが、今年4月の集計では1974人にまで減少しました。
地震による広域避難が主な原因とされています。
また、今年の入学式では小学生185人、中学生239人の合計424人が新たに入学しましたが、地震発生後の昨年と比較すると入学者数はほぼ横ばいでした。
輪島市の担当者は、仮設住宅の完成に伴い、避難者が戻ってきたためと分析しています。
地元の環境整備を進め、より多くの児童・生徒が帰ってこれるよう努めていく方針を示しています。
特に、輪島市町野地区の東陽中学校では、新入生がたった1人という状況でしたが、その新入生の山崎裕之さんは「失敗を恐れず、前向きに挑戦していく」と力強く宣誓し、地域の未来への希望を感じさせました。
地域の教育環境の回復が急務となる中、今後の取り組みが注目されます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/4d26849c5cb27f2ce8e148804f707aba5c981a4d