富士フイルムの「チェキ」が累計販売台数1億台を突破。アナログ感覚とデジタル機能を融合し、若者に人気を博しています。
この製品は1998年に発売され、以来、時代の変化に応じてトレンドや最新技術を取り入れながら進化を続けてきました。
現在、チェキは世界100か国以上で展開されるグローバルブランドとして成長しています。
特に、撮影後すぐに写真をプリントできるアナログ感覚は、デジタル世代の若者たちに新鮮な体験として受け入れられています。
現在、チェキは「ミニ」「スクエア」「ワイド」の3種類のフィルムフォーマットを基に、従来のアナログタイプやデジタル機能を備えたハイブリッドモデル、スマートフォンと連携するプリンター、手のひらサイズの小型機種など、幅広い製品ラインを展開しており、入門機から本格派向けモデルまで多様なニーズに対応しています。
また、チェキのグローバルタグライン「don’t just take, give.(とるだけじゃない、あげたいから。
)」は、写真を撮るだけでなく、共有するためのコミュニケーションツールとしての側面も強調しています。
この特性を活かし、同社はイベント用アプリ「instax Biz」を通じてビジネス用途への展開も進めています。
さらに、ゲーム、スポーツ、音楽分野とのコラボレーションを行い、新たなユーザー層の開拓を図っています。
富士フイルムは「写真の持つ無限の可能性を追求し、その場でプリントが楽しめるinstaxの世界を広げていく」との意気込みを示しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/37a5d5f1d1b158811d70c30a98f48495705764dc