阪神・藤川監督のリクエストが認められなかった理由を元審判が解説。時間の制約やリクエスト制度のあいまいさについて詳しく説明。
試合は0-0のまま進行し、7回に阪神が1死一、二塁のチャンスを迎えたが、代打・原口が遊ゴロ併殺に倒れ、一塁のアウト判定に対して藤川監督がリクエストのポーズを取った。
しかし、そのリクエストは受け付けられなかった。
坂井氏は、リクエストには「監督は速やかに球審にサインを伝えることが義務づけられている」というルールがあり、藤川監督はその時間を過ぎていたため、リクエストが認められなかった可能性が高いと説明した。
また、リクエストのリミットについてのあいまいさも指摘されており、坂井氏は「時間を計測するためには、全てのプレイが行われたタイミングで計測する人を雇う必要がある」と述べ、審判がジャッジを行っているために時間計測が不可能であるとした。
さらに、現地のファンからの質問に対して、バックスクリーンに映像が流れた場合はリクエストができないことも説明した。
坂井氏は、リクエストの制度を改善するための提案を行い、審判の負担を軽減しつつ新たな雇用を生み出す可能性についても言及した。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/46b713d5cf437fec59f6181e744bd5d4c817620b
阪神・藤川監督のリクエスト不成立に関するコメントでは、リプレイ映像が影響した可能性や審判の判断基準について多くの意見が寄せられました。
特に、昨年の中日の立浪監督のケースと同様に、リプレイ映像が流れたことでリクエストができなくなったのではないかという疑念が示されました。
観客サービスのためにリプレイ映像を流すことは否定されていませんが、リクエストが出そうな際どいプレーでは、映像を流すタイミングに配慮が必要だという意見がありました。
また、リクエスト時の審判の判断が不十分であると感じる人も多く、審判が全員集まってVTRを確認するのではなく、専任の判定者が音声で結果を伝えるシステムが望ましいとの意見もありました。
監督自身の経験不足や判断の遅れも指摘され、特に新人監督である藤川監督に対しては、ヘッドコーチのサポートが重要だとの意見がありました。
さらに、リクエストのタイミングや基準が曖昧であるため、今後のルール改善が求められるとの声が上がりました。
全体として、審判の判断基準の明確化やリクエスト制度の改善が強く求められていたことが伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
昨年も甲子園で中日の立浪監督のリクエスト要求がダメだった事があったが、
リクエストがあった時に審判がいちいち全員集まってVTR見に行くんでなく
監督ってゲッツーで例えば原口にフリーで打たせるか何かサイン出すのかとか
あれは速やかとは言えないよね。
野球もサッカーのようにVARのようなシステムを導入して欲しい