台湾株式市場が関税懸念で急落、中国市場は反発の動き

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アジア株式市場は米国の関税懸念で台湾が4%下落、中国は反発。TSMCの影響が大きい。

要約すると2023年8月8日のアジア株式市場では、米国の新たな関税発動に対する懸念が影響し、台湾の加権指数が前日比4%以上下落しました。

この下落は、台湾の半導体業界の代表企業である台湾積体電路製造(TSMC)の株価が大きく下げたことが要因とされています。

TSMCは世界最大の半導体受託生産企業であり、その株価の変動は台湾市場全体に大きな影響を及ぼします。

一方、中国の上海株式市場では、代表的な指標である上海総合指数が反発し、前日の急落からの回復を見せました。

これは、公的資金による中国株の買い増しが行われたことが背景にあり、投資家に安心感を与えた結果と考えられます。

また、香港のハンセン指数は1.5%の上昇を記録し、シンガポールのストレーツ・タイムズ指数は2%以上下落するなど、地域ごとに異なる動きが見られました。

全体として、アジア市場は米国の政策に敏感に反応しており、特に台湾市場は半導体業界の動向に強く影響されていることが浮き彫りになっています。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/2c86ece0308eff1cb0ad19f274c0833bf81dc675

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