オタク向けSNS「pictGLand」と「pictMalFem」で過去の画像データが全消失。復元は困難で、再発防止策を講じると発表。
この消失は、システム運用中の設定作業における不備が原因で、誤った処理が実行された結果として発生しました。
消えたデータには、ユーザーが投稿したイラストや小説、プロフィール画像などが含まれており、影響を受けたのは全ユーザーです。
現時点で、復旧の可能性を模索しているものの、同社によると「削除された画像データの復元は極めて困難な状況」とのことです。
この問題を受けて、GMWは原因調査を行い、今後は定期的なバックアップの実施など、システム運用方針の見直しを行うことで再発防止に努めるとしています。
「pictGLand」と「pictMalFem」はオタク向けの交流サービスであり、それぞれガールズラブや男女の恋愛をテーマにした作品の投稿に特化しています。
一方で、同社が運営するBL(ボーイズラブ)特化サービス「pictBLand」やオンライン即売会サービス「pictSQUARE」には影響がないとされています。
さらに、2023年には不正アクセスの被害を受け、ユーザー情報約80万件が漏洩する事態が発生しており、金銭的な被害を受けたユーザーには全額補償が行われたこともあります。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/a9223fa3935e35f4b739db5fbee790b5dc38b7a1
オタク向けSNSで発生した画像データ消失の問題について、ネット上では多くのコメントが寄せられました。
ユーザーたちは、特にデータバックアップの重要性を強調し、過去に類似の問題があったことを挙げて反省の意を示しました。
コメントの中には、HDDとSSDの違いに言及し、SSDではデータが完全に消失してしまうため、バックアップが必須であるとの指摘がありました。
また、利用者が自分のデータをコピーして提供することで復元の可能性があるのではないかといった意見も見られました。
さらに、過去に行われたデータ復元の成功例を挙げながら、同様の手法が適用できるのかという疑問もありました。
システムの不備については、バックアップが未実施であったことに驚きの声が上がり、特にフルバックアップの重要性が再認識されました。
コメントの中には、過去のデータ管理の失敗や、ネットに対する理解不足を指摘するものもあり、ユーザーたちはこの問題を通じて、今後のデータ管理のあり方を考え直す必要があると感じていました。
全体として、今回の事件は多くの人々にとって教訓となるものであり、今後の対策が求められるとの意見が多く見受けられました。
ネットコメントを一部抜粋
HDDなどの磁気記録なら消しちゃっても微かに磁気が残るからリカバリーの可能性はあるが、SSDなどの半導体メモリは跡形もなく消える。
利用者がコピーしていたデータを提供してもらってどのくらい復元できるかな?
LTOにバックアップしておけば幾らかリカバリーはできただろうに。
過去のいずれの時点でも独立したバックアップを保管してないのがスゴイな。
まさかバックアップしてなかったということなのか?