MetaがInstagramに新たな保護機能を追加。13歳から15歳のティーンアカウントは保護者の許可なしに不適切な画像のぼかし設定をオフにできなくなる。日本では2025年1月から導入予定。
これにより、13歳から15歳の利用者は、保護者の許可なしにライブ配信やダイレクトメッセージ(DM)での不適切な画像のぼかし設定をオフにできなくなります。
この変更は、2024年9月から米国や英国で導入され、2025年1月には日本でも開始される予定です。
ティーンアカウントは、10代の利用者を保護することを目的としており、デフォルト設定は「非公開」となり、DMの送信先も制限されます。
実際にティーンアカウントに移行した13歳から15歳の97%は、デフォルト設定を維持しています。
Instagramでは12歳以下のアカウント作成が禁止されており、今回の新機能はライブ配信やDMに関する制限を強化するものです。
保護者の懸念に応える形で、知らない人からの連絡や、子どもが望まないメッセージを受け取るリスクを軽減する目的があります。
具体的には、保護者の承認がない場合、13歳から15歳の利用者はライブ動画の配信ができず、ヌードと疑われる画像が含まれる場合のぼかし設定も保護者の許可が必要になります。
さらに、FacebookやMessengerでも同様のティーンアカウントが導入され、Instagramと同じ保護機能が適用されます。
これらの新機能は、米国、イギリス、オーストラリア、カナダで先行導入され、他の地域にも拡大する予定です。
Metaによると、ティーンアカウント導入以来、全世界で5,400万人以上の10代の利用者がアカウントを移行しており、今後もその数は増加する見込みです。
Ipsosの調査によれば、米国の保護者の94%がティーンアカウントが役立つと回答し、85%が子どものInstagram体験をポジティブにサポートしやすくなると感じています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/ee880dcd470605b431480afab73fef82ac3a2fe8