常石グループが約6000人の従業員向けにセキュリティ教育クラウド「セキュリオ」を導入し、セキュリティリテラシーの向上を図ることを発表しました。
要約すると海運事業を展開する常石グループは、約6000人の従業員を対象としたセキュリティ教育に、セキュリティ教育クラウド「セキュリオ」を導入したことを発表しました。
この導入は、情報セキュリティコンサルタントが監修した学習コンテンツを提供するもので、従業員はセキュリティに関する正しい知識を身に付けることができます。
セキュリオは、定期的にミニテストや標的型攻撃メール訓練を配信する機能を備えており、これにより継続的な教育が可能となります。
常石グループは、広島県福山市を中心に海運や造船、環境などの5つの事業領域で国際物流の要衝を担っており、今回のセキュリティ強化は、製造業におけるサプライチェーン攻撃やランサムウェアの脅威を受けての対策の一環です。
過去にもセキュリティ教育を実施していた同社ですが、IT環境の整備を進める中で、従業員のセキュリティリテラシー向上の必要性を感じていました。
セキュリオの導入にあたっては、標的型攻撃メール訓練機能とeラーニング機能の連携が評価されています。
特に、不審なメールを開封した従業員が個別にeラーニングを受講できる点が注目されています。
組織規模が大きい常石グループにおいては、各機能を効果的に活用することで、教育効果を更に高めることが期待されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/d200e5a9312f7ca4e793d1825c0f776a12518871