Microsoftが4月の月例パッチを公開し、緊急の脆弱性を修正。特に、悪用が確認された脆弱性への早急な対応が呼びかけられています。
要約すると日本マイクロソフト株式会社は、4月9日に月例セキュリティ更新プログラムを公開しました。
この更新プログラムは、WindowsやOffice、SharePoint、Dynamics 365、.NET、Visual Studio、Microsoft Azure、System Centerなど、複数のソフトウェアに対する修正パッチを含んでいます。
特に、Windows 11や10、Windows Serverの各バージョン、さらにはOfficeにおいて、最大深刻度が最も高い“緊急”の脆弱性が修正されています。
今回の更新プログラムでは、CVE番号ベースで121件の脆弱性が修正され、その中には11件の“緊急”脆弱性が含まれています。
注目すべきは、Windows共通ログファイルシステムドライバーに関連する特権の昇格の脆弱性(CVE-2025-29824)で、これは更新プログラムが公開される前に悪用が確認されているため、マイクロソフトはユーザーに対し、早急な更新プログラムの適用を強く呼びかけています。
また、Microsoft Edgeのアップデートは、月例の修正パッチとは別のタイミングで行われるため、ユーザーはそれぞれのソフトウェアのアップデート状況を確認することが重要です。
セキュリティの観点から、これらの更新は非常に重要であり、ユーザーは速やかに対応することが求められています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/2e9db60f7e59b85684133c67e2922dcfa032bbc7