清瀬市の図書館再編を巡る住民投票請願が否決

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清瀬市で図書館の再編に関する住民投票請願が市議会で否決され、市民の反発が強まっています。市は4館を閉館する方針ですが、市民からは説明不足との声が上がっています。

要約すると東京・清瀬市で、住民団体が市立図書館の再編に関する住民投票を求める請願を行ったが、2月3日の臨時市議会で反対多数により否決された。

市は、人口約7万5000人の郊外都市で、図書館の利用率が低迷していることを理由に、6館中4館の閉館を決定した。

市は昨年3月に図書館再編の条例を成立させ、その後パブリックコメントを実施したが、市民からは「閉館が明示されていなかった」「説明が不十分」との批判が上がり、住民投票を求める署名活動が行われた。

結果、7674筆の署名が集まり、請願が提出されたが、議会では市長が「住民投票は必要ない」と意見書を付けて条例案を提出。

市民団体の代表は、図書館が市民生活や民主主義の拠点として重要であると訴えた。

議会は深夜まで続き、市側の答弁が苦しくなる場面も見られた。

最終的に、再編の必要性を認める意見が多数を占め、反対が12対7で否決された。

傍聴席の市民からは「納得できない」との声が上がり、図書館存続運動は続くことが示唆された。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/22ee39c400a9dd71b77af7ccd9078d6c2d099e3f

ネットのコメント

清瀬市の図書館再編を巡る住民投票請願が否決されたことに対して、ネット上では多様な意見が交わされました。

まず、図書館の必要性は認めつつも、活字離れや来館者の減少、非正規職員の賃金問題、予算の削減といった課題を指摘する声が多くありました。

特に、非正規職員の待遇が問題視され、ただ図書館を残せというだけでは支持が得られないという意見がありました。

また、地元の図書館が高齢者の居場所として機能している現状から、図書館の役割を「本の貸与」と「介護予防の場」として再考する提案もありました。

さらに、子供の居場所や民主主義の拠点としての役割は公民館で十分という意見や、住民が率先して維持費を捻出すべきだとの意見もありました。

反対派の主張に対しては、「ただ反対するだけでは意味がない」との批判も見られ、現市長の進め方に対する不満も表明されていました。

全体として、今後の図書館の在り方や運営方法について真剣に考える必要があるとの意見が多く、住民の意識の変化が求められているようでした。

ネットコメントを一部抜粋

  • 年度も変わって既に図書館の統廃合もされているようなので、今更この記事が載ってもという感じはありました。

  • 図書館については、活字離れから来る来館者の減少、非正規職員の増加、予算の削減など、様々な課題を抱えていました。

  • 地元の図書館は、高齢者の居場所となっている現状を考えると、介護予防の通いの場としての役割も期待できるかもしれません。

  • 子供の居場所や民主主義の拠点なら公民館で十分で、図書館の維持管理が必要か疑問でした。

  • 反対する側の理由が意味わからず、ただ反対だけでは通らないと思いました。

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