KDDIが発表した「au Starlink Direct」は、auスマホと衛星を直接接続し、圏外でもSMSが利用可能な新サービスです。無料で使え、山間部や海上でも通信が可能になります。
このサービスは、auスマートフォンとStarlink衛星との直接通信を可能にし、auの圏外エリアでもSMSなどのテキスト通信を利用できるという画期的な内容です。
日本国内で衛星とスマートフォンが直接通信するサービスは初めての試みであり、空が見える状況下であれば、山間部や島しょ部、さらにはキャンプ場や海上でも連絡が取れるようになります。
具体的には、衛星モードに対応したiPhoneやAndroid端末50機種に対応し、当面は無料で利用可能です。
申し込みも不要で、ユーザーは手軽にこの新しい通信手段を利用できるのが特徴です。
KDDIは、既存のau周波数を活用して、auスマートフォンとStarlink衛星を直接接続し、テキストメッセージのやりとりを実現しました。
Androidユーザーは、SMSやRCSを通じてメッセージを送受信できるほか、iPhoneユーザーはSMSやiMessageを利用できます。
また、テキストメッセージを通じて現在地の位置情報共有や、緊急地震速報、津波警報、国民保護情報(Jアラート)の受信も可能です。
さらに、AndroidユーザーはGoogleのAIアシスタント「Gemini」とのテキストのやりとりも行えるため、利便性が向上しています。
KDDIは、auの人口カバー率は99.9%を超えているものの、日本特有の地形により面積カバー率は約60%にとどまっていると説明し、この新サービスによって残りの約40%をカバーし、「空が見えれば、どこでもつながる体験を実現する」としています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/c3bc97a8e9b2072cf7a511ea5a1753ec60c2934a
「au Starlink Direct」に関するコメントでは、特に山間部や海上での活用が期待されていたようです。
多くのユーザーが、これらの地域での通信の重要性を強調し、救助活動や遭難時に役立つ可能性について言及していました。
また、一部のコメントでは、サービスがeSIM対応機種に限定されていることについての懸念も表明されていました。
さらに、機能に関しては、位置情報とCメールのみの利用に対して不満を持つ声もあり、子供向けの「みまもーる」と同じでは意味がないという意見がありました。
これに対して、もっと多機能なサービスを求める声も聞かれました。
また、圏外の問題についても多くのコメントが寄せられ、電話が通じないことが最も困るという意見が多かったです。
全体として、期待と懸念が入り混じった反応が見られ、利用者のニーズに応えるためのさらなる改善が求められていたようです。
ネットコメントを一部抜粋
まぁ山間部や海上などでは有効活用できるのではないでしょうか。
確かeSIM対応機種限定ではなかったでしょうか。
凄いですね。
マスクさんには本業に専念してほしい。
圏外を無くしてください。
電話が通じないのが一番困ります。