国際電話の末尾「0110」からの迷惑電話が急増中。特に特殊詐欺に利用されているため、知らない番号には出ない・かけ直さない対策が重要。
要約すると最近、国際電話の末尾が「0110」の番号からの迷惑電話が急増しており、特に特殊詐欺に利用されていることが報告されています。
名古屋に本社を置くトビラシステムズのセキュリティリサーチャー、柘植悠孝氏によると、迷惑電話に関するデータベースを活用し、危険な電話番号を識別するアプリを開発しています。
以前は050から始まるIP電話が多く使われていましたが、2022年6月以降、国際電話からの迷惑電話が急増しているとのことです。
これは、050番号の取得時に本人確認が義務化されたため、その悪用が難しくなり、犯人たちが国際電話にシフトしたと考えられています。
特に、最近の3ヶ月間で末尾が「0110」の国際電話の着信数は35倍に増加しており、警察の番号を利用することで、受け手に警戒心を抱かせずに詐欺を行おうとしています。
詐欺師は「あなたの電話が不正に利用されている」といった内容で電話をかけ、受け手を騙そうとする傾向があります。
このような電話に対しては、知らない番号からの着信には「出ない」「かけ直さない」という対策が重要です。
トビラシステムズの調査によると、最も多い国際電話番号は北米の国番号1、次いでトルコの国番号90、イギリスの国番号44が続いています。
これらの番号は、実際には海外からかかってきているわけではなく、番号取得サービスを利用して日本国内からかけられていることが多いとされています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e01aa981e77af3bad5f9534b3156c2d8eaec0d83