米国メルカリのCEOに山田進太郎氏が就任、ラーゲリン氏は退任。厳しい業績状況が背景にあり、ブレークイーブンを目指す。
要約すると米国メルカリは、2023年11月5日にCEOの人事異動を発表し、グループCEOの山田進太郎氏が米国法人(メルカリUS)のCEOを兼任することになりました。
これにより、現在のCEOであるジョン・ラーゲリン氏は取締役から退任します。
メルカリの米国事業は、手数料モデルの変更が期待した効果を発揮せず、さらにインフレなどの外部要因が影響して、前年同期比でGMV(総流通額)が-16%と大幅に減少しています。
この厳しい状況を受け、山田氏が米国法人のCEOを兼務することが決定されました。
メルカリは、米国事業を開始してから10年が経過しましたが、長期にわたる投資にもかかわらず赤字が続いており、今期のコア営業利益は8億円の赤字となっています。
メルカリは、2025年6月までに米国事業のブレークイーブン(損益分岐点)を目指す方針を示していますが、現状では厳しい道のりが予想されます。
これまでの経営戦略の見直しが求められる中、山田氏がどのように米国市場での立て直しを図るのかが注目されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/1c619bbaa6764e48d11e1fd7fd4e1b6940c8efe6