米国メルカリのCEOに山田進太郎氏が就任、ラーゲリン氏は退任。厳しい業績状況が背景にあり、ブレークイーブンを目指す。
これにより、現在のCEOであるジョン・ラーゲリン氏は取締役から退任します。
メルカリの米国事業は、手数料モデルの変更が期待した効果を発揮せず、さらにインフレなどの外部要因が影響して、前年同期比でGMV(総流通額)が-16%と大幅に減少しています。
この厳しい状況を受け、山田氏が米国法人のCEOを兼務することが決定されました。
メルカリは、米国事業を開始してから10年が経過しましたが、長期にわたる投資にもかかわらず赤字が続いており、今期のコア営業利益は8億円の赤字となっています。
メルカリは、2025年6月までに米国事業のブレークイーブン(損益分岐点)を目指す方針を示していますが、現状では厳しい道のりが予想されます。
これまでの経営戦略の見直しが求められる中、山田氏がどのように米国市場での立て直しを図るのかが注目されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/1c619bbaa6764e48d11e1fd7fd4e1b6940c8efe6
米国メルカリの新CEOに山田進太郎氏が就任したことに関して、ネットのコメントは主に厳しい業績に対する懸念を示していました。
特に、アメリカ市場でのビジネスモデルの適用に苦労しているという指摘が多く、販売手数料ではなく返品手数料で利益を上げるモデルが機能するのか疑問視されていました。
日本とアメリカではリユース文化や消費者の意識が異なるため、メルカリのビジネスがどのように展開されるのか不透明だとの意見がありました。
また、アメリカ人がメルカリの複雑なルールを理解し、利用することができるのかという懸念も寄せられ、赤字が続く可能性を危惧する声もありました。
さらに、アメリカ市場よりも韓国など他の国への進出を提案するコメントも見られ、メルカリの戦略について多様な視点が存在しました。
全体として、アメリカでのメルカリの勝ち筋が見えないという意見が強く、今後の展開に注目が集まっている状況でした。