マカオのカジノで、中国人女性がトイレで拾ったゲーミングチップを着服し逮捕される事件が発生しました。警察は監視システムを駆使して容疑者を特定しました。
要約するとマカオの治安警察局は、4月9日にコタイ地区にあるカジノのトイレで拾ったゲーミングチップを着服したとして、中国本土からの40代女性を逮捕したと発表しました。
この事件は、3月17日に発生しました。
カジノを訪れた女性客がトイレを利用した際、額面1万5000香港ドル(約28万円)のチップをウォータータンクの上に置き忘れ、戻った際には既に失くしていたことに気づきました。
警察の調査によると、トイレに入れ替わりで入った別の人物がそのチップを拾って持ち去った可能性があるとのことです。
警察は「天眼」と呼ばれる監視システムを用いて捜査を行い、容疑者を特定しました。
彼女はその後、マカオを出境したものの、4月7日に再入境した際に逮捕されました。
調査の結果、彼女はトイレで見つけたチップをカジノで使用し、全額を失ったと供述しました。
警察は、彼女を刑法第200条の拾得・発見物不当占有罪で検察に送致する方針です。
最近、マカオでは同様の拾得物の着服事件が増加しており、警察は注意を呼びかけています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/201d707753600e03021958d6b9204d735ff2b013