米大統領選前夜、ハリス副大統領とトランプ前大統領が激戦州で最後の集会を行い、それぞれの公約や選挙戦の意義を強調した。
要約すると米大統領選の投票日を翌日に控えた4日夜、民主党候補のハリス副大統領と共和党候補のトランプ前大統領は、それぞれ激戦州で最後の集会を開催した。
ハリス氏はペンシルベニア州フィラデルフィアでの集会で、選挙結果に影響を与える可能性がある同州の重要性を強調し、「レースはまだ終わっていない」と訴えた。
彼女は生活費や住居、子どもの保育、高齢者の在宅介護にかかる費用を抑え、労働者や中小事業者への減税を進めると公約。
また、人工妊娠中絶の権利を回復する法案の可決を目指す意向も示した。
集まった支持者たちは「我々は勝つ」「後戻りはしない」と叫び、ハリス氏の演説を後押しした。
彼女は107日間の選挙戦を振り返り、全ての人が自由と機会を享受できる未来を求める戦いであったと述べた。
一方、トランプ氏はミシガン州グランドラピッズでの集会で、不法移民の取締り強化を再度約束し、民主党のペロシ元下院議長を攻撃。
彼の発言は選挙戦終盤に入ってからますます悪意に満ちており、選挙戦での900回以上の集会参加を振り返りながら演説を締めくくった。
両候補の集会は、選挙結果を左右する重要な瞬間となることが期待されている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/8231bf79cc0b7ecd4f3e4db6078342c846210452