日本のスマホ料金は、海外と比較して特に2GBプランが最安で、全体的に平均を下回る水準。ただし、無制限プランは高めの結果。
調査は、日本、米国、英国、フランス、ドイツ、韓国の6カ国を対象に、2024年12月時点での5Gスマホの料金を基本料金とデータ定額料金に分けて比較した。
結果として、各国のスマホ月額料金の平均は、2770円(データ容量2GB)、2971円(5GB)、3428円(20GB)、6114円(無制限)であった。
特に日本では、2GBの料金が1312円と最も安く、5GBと20GBの料金はフランスに次ぐ水準で、それぞれ2226円と2549円であった。
無制限プランに関しては、日本が6372円で、英国の3753円に対して高めの結果となった。
ICT総研は、日本の料金が5GBや20GBでは最安ではないが、全体的には平均を大きく下回る水準であると評価している。
一方で、無制限プランでは平均を上回る結果となった。
調査によると、米国の料金水準が特に高く、日本の料金は過去数年で大きく下落したとされている。
これは、楽天モバイルのMNOサービス開始や、NTTドコモの「ahamo」、KDDIの「povo」、ソフトバンクの「LINEMO」といったオンライン専用プランの導入が影響していると考えられる。
さらに、NTTドコモのネットワーク品質が低下しているとの指摘もあり、日本の通信品質が最高水準にあるわけではないが、欧米と比較して一定の品質を維持しているとされる。
大手キャリアは通信品質の向上に取り組んでいるものの、資材や人件費の高騰が続く中で、設備投資の維持・拡大が不透明な状況にあることが懸念されている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/a4d435f181fa81878687749f204eb1558b0acc3c
コメントでは、日本のスマホ料金が格安SIMの普及にもかかわらず高いと感じる人がいる一方で、最近の料金が安くなってきたという意見もありました。
特に、月額使用料や通信料に焦点を当てると、格安SIMの選択肢が増えたことで、以前よりも利用しやすくなったという声が聞かれました。
しかし、給与水準が低い日本において、スマホ料金が富裕な国と同じ水準であることに対する懸念もあり、インフラ独占企業による影響を指摘する意見も見受けられました。
また、楽天モバイルのプランが最安値であるとの意見もあり、カバー率や品質に不安を感じる人もいるようです。
さらに、海外との比較については、平均値を取る方法に疑問を持つ声や、過去の高額料金を考慮せずに現在の状況を論じることに対する批判もありました。
このように、スマホ料金に関する意見は多様であり、過去の状況や国際的な比較を踏まえた議論が必要だと感じられました。
ネットコメントを一部抜粋
さすがにこれだけ格安SIMが普及したにも関わらず、まだ日本のスマホ料金が高いと批判している人は、ちょっと感覚がおかしいと思った。
給与水準の低い日本でスマホ料金だけは富裕なG6と同じ水準ということはインフラ独占企業に吸い取られて貧しくなっているということだね。
日本のデータ無制限最安値は楽天モバイルの最強プランでは?
あのさ…日本の携帯料金って最近やっと安くなって来たけど数年前まで世界でもトップレベルで高かったんだよ…
平均で見たら安いと思うよ。
キャリア本体の端末抱き合わせプランが高いだけで。