OKXとStandard Charteredが共同で暗号資産担保プログラムを開始。フランクリンテンプルトンが最初のファンドを提供予定で、他の金融機関も参画見込み。
要約するとOKXとスタンダードチャータード銀行が共同で、暗号資産及びトークン化されたマネーマーケットファンド(MMF)を担保として活用する「担保ミラーリングプログラム」を開始することを発表しました。
このプログラムは、ドバイの暗号資産規制機関であるVARAの規制に基づいて試験的に実施され、ドバイ国際金融センター(DIFC)内でスタンダードチャータード銀行が独立した保管機関として機能します。
具体的には、DFSAの規制を受けるスタンダードチャータード銀行が暗号資産やトークン化MMFの保管を行い、OKXはその担保の管理および取引を行う役割を担います。
さらに、米国の資産運用企業フランクリンテンプルトンがこのプログラムにおける最初のマネーマーケットファンドを提供する予定です。
今後、他の金融機関もこのプログラムに参加する見込みで、すでにブレバンハワードデジタルの参加が予定されています。
OKXは2024年1月に、ドバイにおいてVARAから暗号資産サービスプロバイダー(VASP)ライセンスを取得し、同年10月にはそのライセンスの下で認可を受けた暗号資産取引所を正式に立ち上げる計画です。
この新しいプログラムは、暗号資産市場における信頼性の向上や流動性の確保に寄与することが期待されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/793dd58c64b97a264dd47eb62ee07981357e8648