KDDIが発表した「au Starlink Direct」の全貌と今後の展望

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KDDIがSpaceXのStarlinkを利用した「au Starlink Direct」を開始。スマホで衛星通信が可能に、対応端末は50種以上。山間部や海上でも利用できる新サービス。

要約するとKDDIは、4月10日にSpaceXのStarlinkを活用した新しい衛星通信サービス「au Starlink Direct」を開始しました。

このサービスは、低軌道衛星(LEO)からの電波を直接スマートフォンで受信できるもので、一般にはD2C(Direct to Cell)と呼ばれています。

KDDIはこれまで、Starlink端末を法人や自治体に販売してきた実績があり、今回のサービスはその技術をスマートフォンに応用したものです。

利用可能な端末は50種類以上で、当面は無料で提供されるため、既存の対応機種を持つユーザーはすぐに利用を開始できます。

iPhoneの場合、キャリアプロファイルのアップデートを行い、「衛星通信」をオンにすることで、4Gや5Gの電波が届かない場合に自動で衛星通信に切り替わります。

Androidユーザーは、最新のOSにアップデートし、メッセージアプリを設定する必要があります。

サービス開始により、SMSやRCSを利用したメッセージの送受信が可能になり、位置情報の共有や生成AIの活用も衛星経由で行えるようになります。

KDDIの松田浩路社長は、山間部や海上など、従来の携帯電話ネットワークではカバーされていなかったエリアでも利用できることを強調し、「空が見えればどこでもつながる」と述べています。

au Starlink Directは、低軌道での通信を実現するため、特別なOSアップデートやプロファイルの適用が必要ですが、これにより、ユーザーはより広範なエリアでの通信が可能になります。

今後、サービスの有料化やさらなる機能追加の可能性も考えられますが、現時点では、KDDIが他社に先駆けて残りの4割のエリアをカバーしたことが大きなポイントです。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/89304954d794fafedca3b7f8e6a24a2693fe48fa

ネットのコメント

コメントでは、KDDIが発表した「au Starlink Direct」に対するさまざまな意見が寄せられました。

多くのユーザーが、今後のデータ通信の導入に期待を寄せていました。

特に、SMS機能に加えてデータ通信が可能になることは、利便性の向上につながると考えられていました。

ユーザーの中には、通信速度が数Mbps程度になることを予想しつつも、LINEの音声通話が利用できる点に安心感を持っている方もいました。

一方で、サービスが有料化される場合には、必要性が薄れるとの意見もありました。

特に、普段は通信が必要ない地域に住んでいるユーザーにとっては、山奥など特定の場所でしか使わない可能性が高いという見解がありました。

このような意見から、一部のユーザー向けのサービスであるとの認識が強まったようです。

また、電波が届かない場所での利便性向上について期待する声もありました。

特に、登山や海上、僻地での利用が可能になることで、利便性が飛躍的に向上するとの意見があり、衛星電話の必要性が減る可能性についても言及されていました。

しかし、企業に対する信頼性や、インフラの運用に関する懸念も一部のコメントに見られました。

特定の状況下での通信遮断のリスクについて危機感を示す声もあり、ユーザーの中には、企業の運営方針に対して不安を抱く方もいたようです。

このように、全体的に期待と懸念が交錯するコメントが多く見受けられました。

ネットコメントを一部抜粋

  • 今はSMSだけだけど今年の夏にはデータ通信もできるようになるようで
  • ずっと無料なら良いと思うけど有料になるならそこまで必要性はないかな
  • いいなあ、電波の届かないところが無くなるのか。

  • 登山や海上、僻地で使えれば飛躍的に利便性が高まる様に思う。

  • 気に食わない事があれば、遮断するぞと恫喝して来る企業に危機感しかない。

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