米国に新設される半導体デモセンターと200億円の開発支援

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KOKUSAI ELECTRICが米国に新しいデモセンターを設立し、200億円を投資して半導体メーカーへの開発支援を強化します。

要約すると半導体製造装置を手掛けるKOKUSAI ELECTRICが、米国オレゴン州に新たに「米国デモセンター」を設立することを発表しました。

このデモセンターは2026年9月の稼働を予定しており、半導体メーカーへの開発支援を強化するための重要な拠点となります。

特に、微細化や三次元化が進む半導体製造技術に対応するため、デモ評価や技術サポートを提供し、顧客のニーズに応じた迅速かつきめ細かな支援を目指します。

センターの建設には約200億円の投資が行われ、地上1階建てで敷地面積は約3万4000平方メートルにも及びます。

これにより、これまで富山事業所で行われていた米国顧客向けデモ評価を現地で実施できるようになり、評価用ウエハーや人員の移動コスト・時間を削減することが可能となります。

KOKUSAI ELECTRICは、AI(人工知能)需要の拡大を背景に、最先端半導体デバイスの需要が高まっている現状を受けて、グローバルな開発支援体制の強化を図っています。

2023年には韓国の平澤工場でも評価エリアを拡張しており、今回の米国デモセンターの設立もその一環です。

今後はこのセンターの拡張も視野に入れ、顧客の研究開発を技術面から支援し、最先端半導体の進化をサポートしていく方針です。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/21ec3a9636ce76dd04c772ed5af84849f457196f

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