楽天ポイントが圧倒的シェアを誇る中、dポイントも多様なシーンで活用されていることが明らかに。ポイント経済圏の競争が激化する中、ユーザーは使いやすさを求めている。
MMD研究所の調査によると、2024年4月に始まった「Vポイント」が6.2％の活用率を示す中、最も活用されているポイントは「楽天ポイント」で、57.2％のシェアを誇っています。
次いで「Vポイント（39.1％）」「PayPayポイント（38.5％）」「dポイント（37.5％）」が続き、特に「楽天ポイント」は「最も活用しているポイント」においても33.2％を占め、2位の「dポイント（14.0％）」と大きな差をつけています。
ポイントを貯める場面では、dポイントはコンビニやドラッグストア、スーパーマーケット、飲食店、家電量販店など多様な場所で高い貯蓄率を示しており、実店舗での利便性が高いことが分かります。
一方、楽天ポイントはECサイトやアプリでの強みが際立っています。
さらに、WAON POINTやnanacoポイントもリテールサービスでの活用が見られ、ポイントサービスの多様性が強調されています。
ユーザーは、ポイントを貯めやすく、使いやすい環境を求めており、買い物の金額や頻度によってポイントの貯まりやすさが変化します。
特に「ウエル活」のような施策が他のポイントサービスにも期待されており、ポイント経済圏の競争がさらに激化することが予想されます。
これらの結果から、顧客接点の強さがポイントの活用状況に大きく影響していることが明らかになりました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/d5a19a3ccbddd7df4a99b9481d90245380a56636
コメントの内容は、楽天とdポイントの活用状況に関する様々な意見が寄せられていました。
特に、dポイントの5つ星会員になることでポイントが2倍貯まる制度が好評で、これを利用しているユーザーが多かったです。
dポイントを優先的に貯めているとの声があり、特にポイントの還元率が高いことが魅力として挙げられていました。
一方で、以前はVポイントを利用していたユーザーもおり、1.5倍の還元では楽天市場やビックカメラでの購入がコストパフォーマンスに優れていると感じ、利用を控えるようになったという意見もありました。
さらに、レジでポイントカードを出すのが面倒で、ポイントを貯めていない人が多いという指摘もあり、利用の手間がポイント獲得の障害になっていることがわかりました。
全体として、dポイントの特典や利便性が評価される一方で、他のポイントシステムとの競争や利用の手間が利用状況に影響を与えていることが明らかになりました。
ネットコメントを一部抜粋
dポイントは5つ星会員になると2倍貯まるようになるから
昔はVポイントでウェル活してたんだけど、
1.5倍で利用しても元倍価が楽天市場やビックカメラで買った方が安いケースが多くなってきて使わなくなった。
レジでポイントカードを出すこと自体が面倒で時間がかかるから、
貯めていないという人のほうが最も多い。