フィンランドの起業家、ピーター・サーリンがAI企業をAMDに売却後、欧州のAI研究者支援財団を設立し、競争力向上を目指す。
要約するとフィンランドのAIスタートアップ、Silo AIの共同創業者でCEOのピーター・サーリンは、同社を米国の半導体大手AMDに約1010億円で売却した後、欧州のAI研究者を支援するための財団「PS」を設立しました。
この財団は、初期段階で1000万ドル（約15億円）を用意し、最大15人の研究者を支援することを目指しています。
サーリンは、欧州の競争力が危ぶまれているとし、独自の技術プラットフォームを持つ必要があると強調しています。
最近、欧州のAI研究者は顕著な成果を上げていますが、商業化には成功していないと指摘。
サーリンの支援は、フィンランドのアールト大学にAI研究者をつなぐ研究拠点を設立するための資金にも使われる予定です。
彼は、フィンランドの教育制度から得た恩恵を返す形で支援を行っており、欧州の大学におけるAI研究を大きく後押しすることが期待されています。
しかし、民間セクターに流れる資金と比較すると、その規模は小さいとされています。
サーリンは、良いスタートを切ったと考え、さらなる支援の可能性を模索しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/8eda65b41a877c8e3f880849ef5fd7aac8dcec7a