旭食品とINTLOOPが合弁会社を設立し、食品業界の効率化と収益性向上を目指す。林社長が今後の展望を語る。
要約すると旭食品とINTLOOP(イントループ)は、地域の食品企業を支援する合弁会社「食共創パートナーズ㈱」を設立しました。
この新会社の設立に関して、林博文社長は、食品業界の現状と今後の展望について語りました。
彼は、特にIT環境が脆弱で非効率な企業に対して、旭食品の開発力や販路を活用し、DXのノウハウを提供することで、企業の効率化と収益性の向上を目指すと述べています。
具体的には、商品の改善や販路の拡大を通じて、企業を「ピカピカ」にすることが狙いです。
また、同じカテゴリーのメーカーをまとめて買収することで、バイイングパワーを強化し、強力な販路を見つける戦略も考えています。
さらに、農産物の栽培を含む垂直型のサプライチェーンを構築する考えも示しています。
林社長は、食品産業が海外との競争にさらされている現状を認識しつつも、日常生活に欠かせない産業としての重要性を強調し、国も一次産業を育成すべきだと主張しました。
将来的には、ファンドの規模を拡大し、より多くの企業をグループ化することを目指しており、当初は10億円の資金を基に、2、3社の企業からスタートする計画です。
最終的には、100億円規模のファンドを目指し、特定の食品カテゴリーに絞って戦略を練る考えです。
林社長は、共同代表の竹内慎副社長との良好な関係を活かし、食品業界に新たな活気をもたらすことを期待しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/957f3047fc39fb3a2a457d313c98075bf5ee3748