名古屋市が古い下水管の点検を開始。30年以上経過した約170キロメートルを対象に、道路陥没事故防止に向けた調査を実施。
要約すると名古屋市は、埼玉県八潮市で発生した道路の陥没事故を受けて、古い下水管の点検を実施することを決定しました。
対象となるのは、設置から30年以上が経過した約170キロメートル分の下水管であり、特に八潮市の現場と類似した構造や地盤の箇所については、国からの要請を受けて優先的に調査を行います。
調査は7月末までに完了する予定です。
具体的には、名古屋市の港区にある設置から50年以上が経過した下水管について、委託された業者が目視で点検を行い、ひび割れや地下水の漏水の有無などを確認しています。
上下水道局の西部管路センターの平野貴康センター長は、「ひび割れを見落とさないように慎重に調査してもらいたい」と述べ、調査の重要性を強調しています。
このような調査は全国約500の自治体でも順次進められており、安全確保に向けた対策が本格化しています。
これにより、今後の道路陥没事故の防止につながることが期待されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/4af5ea824c938bff5421086495dfbf555150c291