睡眠アプリに潜む広告詐欺の実態と影響

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

睡眠促進アプリで大規模な広告詐欺が発覚。毎月3800万円を不正請求し、正当な収益を奪っている実態が明らかに。

要約すると近年、睡眠を促進するアプリの中で大規模な広告詐欺が発覚しました。

DoubleVerifyによると、ホワイトノイズを発生させる人気アプリが、毎月約3800万円を不正に収益化していることが明らかになりました。

この詐欺の特徴は、ユーザーのお金を直接盗むのではなく、実際には正当なアプリや音声クリエイターが得るべき収益を奪っている点です。

具体的には、詐欺師たちはホワイトノイズアプリを作成し、偽のサーバーを立てて、実在しないユーザーからの広告リクエストを装います。

このようにして広告主を騙し、架空の音声広告のために入札させるのです。

広告が購入されても、実際には広告が表示されることはありません。

この詐欺行為は、広告主の資金を浪費させるだけでなく、正当なオーディオチャンネルやパブリッシャーに与えられるべき資金を奪うことになります。

DoubleVerifyによると、2023年にはこのようなボット詐欺が269%増加し、詐欺スキームも58%増加しています。

特に、ホワイトノイズアプリの広告は通常夜間に再生されるはずですが、昼間にも広告リクエストが送信されていることが確認され、詐欺の手口が明らかになりました。

さらに、DoubleVerifyは、サーバーサイド広告挿入技術(SSAI)を用いた詐欺を行っている数百の音声アプリを特定し、毎年1000を超えるアプリが偽のインプレッションを生成しているとしています。

Google Playで配信されている「Deep Sleep」や「Deep Sleep Kids」などがその例として挙げられていますが、これらのアプリを提供しているSNK Digitalには連絡が取れず、その実態は不明です。

このような詐欺が広がる中、ユーザーや広告主は注意が必要です。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/ee3651a3d46686ae37c12dcc1e307ec44f39ec20

ネットのコメント

睡眠アプリに潜む広告詐欺の実態について、多くの人々がコメントを寄せました。

多くの利用者は、広告の効果に疑問を感じていたようです。

広告を出す側も、無駄な費用をかけ続けることを危惧しており、効果がない状態が続くことに対して注意を促していました。

また、広告を見ている人が実際にどれほどいるのか、疑問を持つ声もありました。

特に、カウントダウン機能を使う際には、目を休めるために目を閉じることが多く、広告の視認性が低いのではないかと指摘されていました。

さらに、アプリの構造が複雑で理解できないという意見もあり、利用者にとって使いづらさが問題視されていたようです。

加えて、Androidに対する不満も見られ、全体として利用者の不安や疑問が浮き彫りになっていました。

ネットコメントを一部抜粋

  • よく考えるなと。

  • 広告出す側も気をつけないと広告費吸われ続けるだけで何の効果も無い状態になるでしょうね。

  • 広告なんて見ている人居るんだろうか。

  • 構造が複雑すぎて理解できないのですけど。

  • Androidってダメだね。

関連URL

2024年最新!詐欺広告のニュースに関するまとめ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。