三井住友が法人向けのデジタル金融サービス「Trunk」を発表。業界最低水準の手数料で、経理業務の効率化や資金管理をサポート。口座開設は迅速で、AI連携機能も充実予定。
このサービスは、法人向けネット口座とビジネスカードを中心に、経理業務の効率化や資金の見える化、資金繰り支援を目的としています。
Trunkは、単なる銀行口座やカードに留まらず、法人の資金管理を一元化することを目指しています。
サービスは2023年5月に提供を開始し、3年間で30万口座の獲得を目指しています。
口座開設はスマートフォンから約5分で申し込み可能で、インターネットを通じた申し込みやウェブ面談による審査を経て、最短翌営業日に口座が開設できます。
さらに、Trunkは会計SaaSとのシームレスな接続が可能で、受領した請求書を撮影するだけで自動的にデータ化し、振込予約ができる機能を搭載しています。
また、同アプリ内での支払期日の延長も可能です。
業界最低水準の手数料を提供することで、コストパフォーマンスを重視したサービスとなっています。
加えて、複数の資金調達手段を一元管理できる「フレキシブル・ファイナンス」機能や、ダッシュボード機能、補助金サポート機能なども随時追加される予定です。
AIとの連携により、利用者は直感的かつ迅速にサービスを利用できる環境が整備されることが期待されています。
三井住友は、インフキュリオンやビザ・ワールドワイド・ジャパンなどのパートナーと協力し、サービスの拡充を図る予定です。
中島達社長は、「Trunkだけで十分」と自信を持って述べており、利便性とコストパフォーマンスを両立させたサービスを実現することを目指しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/571d6590db17ab516b87806f10ac4fccebf5ecce