28年前の柴又放火殺人事件、未解決のまま続く真相と捜査の呼びかけ
事件の犠牲者は当時21歳の上智大学4年生、小林順子さん。
彼女は自宅で死亡しているところを発見され、口や手首には粘着テープが貼られ、首などには小型の刃物で刺された痕があった。
事件が発覚したのは、近隣住民が自宅から出る煙を見つけて119番通報したことがきっかけだった。
警視庁はこの事件を放火殺人として捜査を開始し、亀有署に捜査本部を設置した。
捜査の過程で、現場近くの目撃情報から、身長150~160センチの黒っぽいズボンと黄土色のコートを着た不審な男が確認されている。
また、犯人は出血しており、血液型はA型、DNA型も特定されたが、具体的な人物の特定には至っていない。
事件当時、ストーカーという概念は日本ではまだ一般的ではなかったが、この可能性も考慮されていた。
順子さんは事件の2日後に米国留学を控えており、その夢が奪われたことは、家族にとって計り知れない悲しみとなった。
父の小林賢二さんは、他の殺人被害者遺族と共に「宙の会」を結成し、時効撤廃を求める嘆願書と約4万5千人分の署名を提出。
2022年4月には時効撤廃が決定されたが、事件は依然として未解決のままである。
今年の9月9日には献花式が行われ、賢二さんは「未解決が続くとは思わなかった」と述べ、捜査への協力を呼びかけた。
情報提供は亀有署捜査本部まで求められている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/20355926e1df218f32c5d6265d6e35c9414e4395
柴又放火殺人事件についてのコメントは、事件の未解決状態に対する関心や懸念が多く寄せられていました。
多くの人がこの事件に対する記憶が鮮明であり、特に被害者の若さや将来の夢に思いを馳せるコメントが目立ちました。
また、捜査の進展がないことへの疑問や、犯人が長年捕まらない理由についての考察も多く見受けられました。
例えば、事件当時の状況や目撃情報、さらには防犯カメラの不足などが捜査を難航させた要因として挙げられていました。
さらに、DNA情報の活用や防犯カメラの設置を求める意見もあり、犯罪抑止や未解決事件の解決に向けた具体的な提案がされていました。
コメントの中には、事件が特に注目される理由や、他の未解決事件との比較もあり、被害者への思いや捜査当局への期待が込められていました。
全体として、事件の早期解決を願う声が強く、遺族の心情に寄り添う意見も多かったです。
ネットコメントを一部抜粋
ご友人の方も捜査に幾度も協力されたようですし、早く事件が解決することが一番の供養になるでしょうね。
怨恨でもストーカーでもなければ?一体何なんでしょうか?30年も捕まらないってなぜ?
平成3大ゴールドケースの一つです。
東京下町ほ住宅街で白昼起きた事件なので、解決も早いと思っていたがらもうかれこれこんな月日が経ってしまいました。
自分が事件事故に巻き込まれたときや、こういった事件の犯人探しの為にも、国民や日本に訪れる外国人の遺伝子情報のデータ化を進めて欲しいです。
今、現場は防災倉庫になっていて小さな祠が祀ってあります。