1990年式メルセデス・ベンツ「190EエボリューションII」がオークションに出品。DTMでの成功を収めたこのモデルは、独自の空力デザインが特徴で、落札予定価格は約4013万円から約4587万円です。
要約すると2025年4月23日からオンラインで開催されるRMサザビーズのオークションに、1990年式メルセデス・ベンツ「190EエボリューションII」が出品されることが話題となっています。
このモデルは、1990年代にDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)で活躍したホモロゲーションモデルであり、そのデザインと性能が注目されています。
メルセデス・ベンツ「190」は1982年に登場し、現在の「Cクラス」の前身となるDセグメントの車両です。
特にこの190EエボリューションIIは、英国の名門チューニングメーカー、コスワースが開発した2.3リッターエンジンを搭載し、もともとはラリー参戦を目指していましたが、DTMへの参戦が決定されました。
最初の公道仕様モデル「190E 2.5-16エボリューションI」は231馬力を発生しましたが、BMW「M3」に対抗するためにはさらなる改良が必要でした。
そこでシュトゥットガルト大学の協力を得て、空力性能を向上させたエボリューションIIが誕生しました。
このモデルは、DTMでの成功を収め、1991年にはマニュファクチャラーズタイトルを獲得しました。
公道仕様は502台が製造され、車高調整システムや17インチアルミホイールを装備しており、1990年代の象徴的なモデルとされています。
今回出品される個体の落札予定価格は28万ドルから32万ドル(約4013万円から約4587万円)とされています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/581c7225ea33cb1784d2621aafd38833888e3954