メルカリNFTに新トレカRWAが登場。CryptoGamesとTCG STOREの提携で、実物カードが手に入る仕組みが実現。暗号資産を持たない人でも購入可能に。
これは、ブロックチェーンゲームの開発を手掛けるCryptoGamesが、TCG STOREと提携して発行したもので、2025年2月から販売が開始され、すでに発行枚数は1000枚を超えています。
このRWAトークンは、ゲーム特化型ブロックチェーン「Oasys」の「TCG Verseチェーン」上で発行されており、保有者が償還を申請することで実物のトレーディングカードが手に入る仕組みとなっています。
メルカリのヘルプページによると、現物償還は一部のNFTに限定されており、現在はCourtyard.ioとTCG STOREの対象NFTのみが対応しています。
NFTはデジタル証明書やクーポン券の役割を果たし、保有者はそれを提示することで実物の商品を受け取ることができます。
メルカリNFT事業責任者の中村奎太氏は、ユーティリティの活用が制限されているものの、段階的に機能を追加していく方針を示しており、RWAトレーディングカードの償還機能に向けたバックエンド整備を進めていると述べています。
CryptoGamesは2018年に設立され、2019年に「クリプトスペルズ」をリリースし、2022年には「TCG Verse」をローンチしました。
今回のメルカリNFTでの取り扱いにより、暗号資産を持たないWeb3初心者でも、メルカリの売上金やポイント、クレジットカード決済(日本円)を利用してTCG STOREのRWAトークンを簡単に購入できるようになりました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/d22c4b20a4d16bdc3544d8c12f7c74fda3c4d57c