漫画家の楳図かずおさんが88歳で死去。代表作「漂流教室」や「まことちゃん」で知られ、恐怖漫画の先駆者として多くのファンに愛された。葬儀は近親者のみで行われた。
享年88歳。
楳図さんは、代表作「漂流教室」や「まことちゃん」などで知られる恐怖漫画の先駆者であり、独特の世界観を持つ作品で多くのファンを魅了してきた。
彼は1936年に和歌山県で生まれ、1955年に「森の兄妹」で漫画家デビューを果たした。
その後、1966年には「ねこ目の少女」で注目を集め、恐怖漫画のジャンルを確立。
1975年には「漂流教室」で小学館漫画賞を受賞し、1976年には「まことちゃん」が大ヒットを記録するなど、漫画界での地位を確立した。
しかし、長年の執筆活動による腱鞘炎が悪化し、1995年に発表した「14歳」を最後に執筆活動を休止していた。
近年は胃がんを患いながらも新作に取り組んでいたという。
葬儀は近親者のみで行われたが、お別れの会については未定である。
彼の死は日本の漫画文化にとって大きな損失であり、多くのファンや同業者から惜しまれている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/aa1fabe08ea1ca8f9e8965433b75bf40a0c15eb7
楳図かずおさんの死去に対して、多くのファンが彼の作品とその影響を振り返るコメントを寄せていました。
特に、彼の恐怖漫画の独自性や印象深さについて語る声が多く、手塚治虫先生との関係やライバル意識についても触れられていました。
読者の中には、子供の頃に彼の作品を読み、恐怖体験をした記憶を語る人も多く、特に「まだらの恐怖」や「漂流教室」などの名作が印象に残っているとのことです。
また、楳図さんの作品はただの恐怖を超えた深いテーマを持っており、彼の描くキャラクターやストーリーがいかに人々の心に残ったかを感じさせるコメントが多く見受けられました。
さらに、彼の作品が与えた影響は世代を超えて広がっており、今でも新たに彼の作品を手に取ることを勧める声もありました。
ファンは彼の功績を称え、彼の作品が持つ独特な恐怖の世界を思い返しながら、彼の冥福を祈るコメントが多数寄せられていました。
ネットコメントを一部抜粋
楳図先生は手塚治虫先生の影響を受けない様に独自路線を突っ走った漫画家でした。
小学生低学年の時に「まだらの恐怖」を読んで、夜寝られなかった記憶があります。
「わたしは真悟」とか読ませて頂くと、楳図さんはご存知だった感じもするんですけど。
本当にたくさんの名作を生み出して下さったと思います。
特に「赤ん坊少女」は子供心にも哀しいお話しで印象に残っている。