ミスミグループが工場向けに消耗品を自販機で調達できる新サービスを2025年4月に開始。これにより在庫管理が不要に。
要約するとミスミグループ本社は、2025年4月に間接材トータルコストダウンサービス「MISUMI floow(フロー)」を開始する。
このサービスは、製造拠点に設置される専用の自動販売機を通じて、生産現場で必要な消耗品をいつでも調達できる仕組みを提供する。
具体的には、手袋やマスクなどの高頻度で使用される消耗品を自動販売機から直接取得できるため、ユーザーは在庫管理を行う必要がない。
自動販売機内の在庫はミスミの資産として管理され、過剰在庫の発生を防ぐことができる。
中頻度で必要な製品については、定期便配送が行われ、特定の規格品はECサイトや専用窓口を通じて迅速に見積もりを受けることができる。
現在、国内外で3000社の製品を取り扱い、中国では約400の工場に1500台以上の自動販売機が設置されている。
日本でも約50工場でテスト導入が行われており、2025年4月から本格的なサービス提供が始まる。
MISUMI floowを利用することで、ユーザーは間接材の「在庫レス」「発注レス」「管理レス」「不正レス」を実現し、調達担当者の業務を軽減。
調達時間を最大で7割削減することが期待されている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/daf28f3c332231f07b9ec68344d9f5c192a51cbe