バイデン前大統領が退任後初の公演でトランプ政権の社会保障削減を批判し、国民の団結を呼び掛けました。
演説はイリノイ州シカゴで行われ、障害者支援団体の集会での発言でした。
バイデン氏は、現政権がわずか100日足らずで「多くの損害と破壊をもたらした」と述べ、特に社会保障局における削減や改革に強い反対の意を示しました。
彼はトランプ大統領を直接名指しすることは避けましたが、社会保障局の人員削減や政策変更を進める現政権の動きを「おのを振り下ろす」と表現し、強い批判を展開しました。
この組織再編は、米起業家イーロン・マスク氏が率いる「政府効率化省(DOGE)」の主導の下で行われており、7000人の職員が解雇され、その中には特に経験豊富な職員も含まれていると指摘しました。
さらに、数千人の退職が計画されていることについても言及し、国民の間で給付金が危うくなるのではないかという懸念が広がっていると訴えました。
バイデン氏は、国がこれほど分断したことはなく、団結を呼び掛けたものの、国民の30%には「心がない」と厳しい言葉で批判しました。
彼の演説は、現在の政治状況に対する警鐘とも言える内容であり、社会保障の重要性を再確認する機会となりました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/30d4b45ac24f7cb53d6c65c410dda959f8d882fe
バイデン氏がトランプ政権の社会保障政策を厳しく批判したことに対して、ネット上では多様な意見が寄せられました。
あるコメントでは、アメリカの社会保障に関わる経費のうち、実際に国民に還元されるのは15%に過ぎないと指摘し、残りの85%は無駄な経費であると主張しました。
この削減に反対する人々には、自身の資金で不法移民を支援すれば良いという意見もありました。
また、バイデン氏が現政権の施策を公の場で批判できることは、民主主義が生きている証拠であるという見解もありました。
さらに、新政権誕生の責任を問う声もあり、批判だけではなく、過去の選挙結果に対する反省も必要ではないかという意見がありました。
日常生活における分断やギスギスした雰囲気について懸念を示すコメントもあり、社会全体の雰囲気が悪化することを心配する声もありました。
全体として、バイデン氏の批判には賛否が分かれ、様々な視点からの意見が交わされていました。
ネットコメントを一部抜粋
アメリカ国籍に必要な社会保障に関わるものはたった15%であるが、しっかり残されている
この新政権はわずか100日足らずで、あまりにも多くの損害と破壊をもたらした
バイデン元大統領が、公の場において、現政権の施策を批判出来るなら、救いがある。
家庭でとか職場でとか他にもあるだろうけ日常を過ごす場所で分断してギスギスとか想像するだけでキツい
トランプたちは弱者を切り捨て、浮いた金を横領している。