バニャイヤがマレーシアGPで勝利し、MotoGP年間10勝クラブに仲間入り。しかし、タイトル防衛は厳しい状況に。
このレースでは、バニャイヤとランキング首位のホルヘ・マルティンが激しいバトルを繰り広げ、わずか3周で15回ものオーバーテイクが記録される白熱した展開が見られた。
バニャイヤはマルティンを退け、最終的にトップでチェッカーを受けたものの、タイトル争いではスプリントレースでの転倒が響き、マルティンが24ポイントリードを保っている。
これにより、バニャイヤのタイトル防衛は厳しい状況にある。
しかし、彼にとってこの勝利は特別な意味を持つ。
MotoGPの歴史において年間10勝を達成したライダーは、ジャコモ・アゴスチーニ、ミック・ドゥーハン、バレンティーノ・ロッシ、ケーシー・ストーナー、マルク・マルケスの5人のみであり、バニャイヤはその仲間入りを果たした。
アゴスチーニは1968年から1970年までの3シーズン連続で10勝を達成し、1972年には11勝を記録。
ドゥーハンは1997年に12勝を達成し、ロッシも2001年から2005年にかけて10勝以上をマークしている。
バニャイヤが10勝を達成する前には、マルク・マルケスが最も新しい10勝以上のライダーであり、彼は2014年に年間最多勝利の13勝を達成した。
このように、MotoGPの歴史には数多くのレジェンドが存在し、バニャイヤもその一員となった。
2024年のMotoGPは残すところ1戦となり、バニャイヤが年間勝利数を11に伸ばせるかどうかが注目される。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/159a4120474d37a63b7272b76ac76c9dcca6f127
バニャイヤ選手がMotoGPで年間10勝を達成したことについて、ネットのコメントでは彼の偉業を称賛する声が多数寄せられました。
多くのコメントが、彼の勝利数に感動し、レースの厳しさや競争の激しさを再認識するきっかけとなったようです。
しかし、過去の偉大なライダーたちの記録と比較する意見も多く、特に1960年代から70年代にかけて活躍したジャコモ・アゴスティーニ選手の記録が引き合いに出されました。
彼の記録は、当時のレース数や競争環境を考慮すると、今の時代とは異なる意味を持つと指摘されていました。
また、レース数の違いから、優勝回数の比較が果たして公平かどうかという疑問も呈され、勝率で評価すべきという意見もありました。
さらに、バニャイヤ選手がチャンピオンになれなかった場合、その評価が変わる可能性があるとの見解もありました。
全体として、バニャイヤ選手の快挙を祝う一方で、過去のレジェンドたちとの比較や、レースの競争環境の変化についての考察がなされていました。
ネットコメントを一部抜粋
レイニーやローソンが入ってないのが不思議だが。
逆に優勝数よりいかに転倒、ノーポイント、大失点を抑えてコンスタントに走りポイントを稼ぐ事が重要だ。
最多勝取ってもその年のGPの歴史に名を残すのは総合優勝した者のみだ。
ホンダ、ヤマハの低迷で面白味が無くなったモトGP。
記録よりも、記憶に残るライダーの方が好きだ。