サン・セバスティアンの自治会が2030年W杯の開催取り消しをFIFAに求め、住民生活への悪影響を懸念している。
レアル・ソシエダの本拠地であるこの街は、観光地として知られているが、自治会はW杯開催が住民の生活環境に悪影響を及ぼすと主張している。
特に、観光の急増が市民生活に深刻な影響を与えており、住宅価格の高騰や交通インフラの発展が持続不可能であることを懸念している。
具体的には、2015年から2024年にかけて宿泊施設が69.2%増加し、外国人観光客も120.9%増加したというデータがある。
これにより、住宅購入価格は47.36%、賃貸価格は44.54%上昇した。
自治会は、現在の宿泊施設ではアノエタ・スタジアムを訪れる全ての観客を収容することができないとも指摘しており、W杯開催がもたらす影響に対して強い懸念を示している。
観光客にとっては魅力的なW杯観戦の機会だが、地元住民にとっては迷惑な状況になる可能性がある。
地元の人々の声を無視した開催が進む中、彼らの生活環境を守るための取り組みが求められている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/4ef5f3a93367f73dbdca38ebbe8acffb5890b7f8
サン・セバスティアンでのワールドカップ開催に対するコメントは、主に地元住民の生活への影響やオーバーツーリズムの問題に焦点が当たっていました。
多くの人が、観光客の急増によって静かな日常が脅かされることを懸念しており、特に地元の人々にとっては迷惑であると感じているようです。
また、地元住民の生活が観光によって変わることに対して否定的な意見が多く見受けられました。
さらに、サッカーファンの中には、代表戦に対してあまり関心を持たない人も多く、地元のクラブチームの試合を重視する声もありました。
コメントの中には、オーバーツーリズムによる観光公害の問題が広く認識されていることや、ワールドカップ開催に向けた賛成派の意見も存在するが、それが記事として取り上げられていないことへの不満もありました。
全体として、地元住民の視点が強調され、観光による恩恵よりも負担が大きいという意見が多く寄せられていました。
ネットコメントを一部抜粋
バスクにはサン・マメスがあるから、レアレ・アレーナも開催地になるとは思わなかった。
お祭り行事を開催して、儲けようとする日本人や興業主とは違う人々もいる事に同調する。
スペインは日本と比べ物にならないくらいオーバーツーリズムの問題を既に抱えている。
オーバーツーリズムで恩恵を受けるのは別の人達で、地域住民には迷惑の方が大きい。
ずっとそこに住んでる住民なら、みんなそう思うよネ。