NECのPC-9801LV22は1989年に発売されたPC-98互換ラップトップパソコンで、視認性の改善が図られたモデルです。約5.8kgの重さで液晶モニタを取り外せ、外部モニタへの接続も可能です。使用感は良好ですが、動きのある画面では残像が残るため注意が必要です。
このモデルは、前モデルのPC-9801LV21のディスプレイの視認性の問題を解決するために、バックライト機能付きの8階調白黒液晶ディスプレイを搭載しました。
CPUにはクロック周波数8MHz/10MHz切り替え可能なV30を使用し、メインメモリは640KBytesを内蔵しています。
また、2台の3.5インチFDDと約1時間のバッテリー駆動が可能で、外部I/Oポートも豊富に備えています。
特筆すべきは、液晶モニタを取り外すことができ、外部モニタに接続してデスクトップPCのように使用できる点です。
これにより、視認性の向上が図られ、当時は省スペースデスクトップマシンの代替としても活躍しました。
しかし、重量が約5.8kgと重く、持ち運びには苦労が伴いました。
キーボードのファンクションキーは小さめで、カーソルキーは逆T字配置で使いやすさは保たれています。
筆者は実際にPC-9801LV22を使用し、MS-DOSやゲームソフトを動作させましたが、動きのある画面では残像が気になりました。
PC-9801LV22はその性能や特徴から、当時のラップトップパソコンの中で一定の評価を得ていましたが、98NOTEの登場により市場での存在感は次第に薄れていくことになります。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/d242014a8aa4676174227cb8a11fcd5d3568401d
NECのPC-9801LV22は、36年前に発売され、当時の技術や職場環境を振り返るコメントが多く見られました。
特に60歳以上の世代からは、懐かしさを感じる声が多かったです。
コメントの中には、当時の会社員の状況や外回りの営業マンがポケベルを持ち歩いていたことなど、時代背景を思い起こさせる内容がありました。
デスクトップパソコンが一太郎などのソフトを使っていた一方で、ノートパソコンの利用状況については疑問を持つ声もありました。
重さ約6kgという本体は、持ち運びが大変だったことが想像され、特に女性が片手で持つ姿を想像すると、プルプルしてしまうのではないかというコメントもありました。
ブラウン管が主流だった時代に、液晶を搭載したこのモデルは、当時の技術革新を象徴する存在だったようです。
また、クロックやメモリの単位が今のPCと比べてどれほど異なっているかを考えると、時代の流れを強く感じるとの意見もありました。
NECのPC-98互換ラップトップパソコンが当時はラインアップになかったことを指摘する声もあり、NECの技術力に対する期待が寄せられていました。
全体的に、PC-9801LV22は当時の小型軽量高性能なパソコンとして、多くの人に記憶されているようです。
ネットコメントを一部抜粋
懐かしいと思えるのは60歳以上の世代でしょうか?
本体約6Kg!ケースに入れると8Kg!
時代は変わったとはいえねぇ・・・。
NECなら互換じゃないでしょ…
当時としてハ小型軽量高性能