ファイが戦略的シードラウンドで資金調達を実施。ネオクラシックキャピタルが主導し、資金はプロトコル開発とエコシステム成長に使用される。新しいアプリの開発も進行中。
米国のWeb3ファンドであるネオクラシックキャピタル(Neoclassic Capital)がリード投資家として参加し、デシマファンド(Decima Fund)、サイバー(Cyber)、パカファンド(PAKA fund)、インキュベートファンド(Incubate Fund)なども出資しています。
今回の資金調達は2回目で、前回は200万ドル(約2.68億円)を調達しており、具体的な調達額は公開されていません。
新たに調達した資金は、「ファイ」のプロトコル開発やエコシステムの成長に使用される予定です。
また、「ファイ」はブロックチェーンエコシステムやクリエイター、ブランド、コミュニティと連携し、ユーザーにユニークな体験を提供することを目指しています。
特に、ユーザーがオンチェーンのアイデンティティを多様な形式で表現できる新しいアプリの構築にも取り組んでいます。
ネオクラシックキャピタルは、アジアとエンターテインメント分野への投資に強みを持つファンドで、DMMクリプトの資金調達もリードしています。
「ファイランド」は、ユーザーがウォレットのオンチェーンアクティビティに基づいてビジュアルレイヤーを構築できるプロジェクトで、特定条件を満たすことで得られるオブジェクトを利用して独自のWeb3の世界を形成します。
さらに、「ファイV2」がイーサリアムのレイヤー2「ベース」でローンチされ、オンチェーン活動の認証情報を示すNFT「クレド」を作成・検証・キュレーションする機能が提供されています。
「ファイ」は2022年に日本人のShugo氏とZak氏によって共同創業され、CEOの辻周悟氏は独立系VCでの経験を経て、米国でこのプロジェクトを立ち上げました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/934989081c30799b56d4f71639cf142455ac2f95