オアシスの再結成ツアー発表後、多くのファンがSNSを通じたチケット詐欺に遭い、平均346ポンドを失った。ロイズは、詐欺行為の対策強化が求められていると警告している。
要約すると英ロックバンド「オアシス」が再結成ツアーを発表した後、多くのファンがチケット詐欺の被害に遭ったことが報告された。
ロイズ・バンキング・グループの発表によると、オアシスのファンは平均で346ポンド(約6万8000円)を失い、中には最大1000ポンドの被害を受けた人もいるという。
詐欺の多くはSNS、特にフェイスブックを通じて行われており、ファンが被害に遭ったのは、再結成発表から1カ月の間に顧客からの詐欺報告を分析した結果である。
ロイズによれば、8月27日から9月25日の間に報告されたチケット詐欺の被害者の約7割がオアシスのファンであった。
詐欺の手口としては、SNS上で偽の広告を掲載し、割引価格でチケットを販売したり、完売したイベントのチケットを高額で販売したりすることが挙げられる。
これにより、存在しないチケットの代金を銀行振込で支払わせる手法が取られている。
ロイズの詐欺防止部門の幹部は、SNSでの偽の出品が多く、プラットフォームの規則に違反していることから、企業が詐欺対策を強化する必要性が高まっていると述べた。
また、信頼できる正規のプラットフォームを通じて直接購入することが本物のチケットを手に入れる唯一の方法であると警告している。
特にSNSで見つけた売り手からの銀行振込を求められた場合には、警戒することが重要だと呼び掛けている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/b34f01d86f03240b20828db4f00ae56d67cfac8f