オープンソースAI「FramePack」が登場。6GB VRAMでも動作し、高速な動画生成が可能に。商用サービスと遜色ない性能を持ち、最大120秒の動画も生成できる。
このソフトは、ControlNetやWebUI Forge、Fooocusなどで知られるlllyasviel氏によって開発され、NVIDIA GPU専用でWindowsとLinux環境で動作します。
驚くべきことに、6GB VRAMでも使用可能で、特に動画生成において高い性能を発揮します。
筆者は、AI仮想環境のPinokioを利用し、RTX 4090を搭載したCore i7マシンで1クリックインストールを行ったところ、非常にスムーズに動作しました。
実際に「Image to Video」機能を使用した場合、1秒あたりの生成時間は1分ちょっとで、これは非常に速い結果と言えます。
デフォルト設定での生成でも高品質で、複数のフレームが迅速に表示され、生成された動画も破綻が見られませんでした。
さらに、20秒の動画を生成する際も問題なく、商用動画生成AIサービスと比較しても遜色ない出来栄えでした。
特に、GradioのWeb UIを使用することで、最大120秒の動画生成が可能である点は注目に値します。
もちろん、長時間の動画生成では一貫性を保つのが難しいこともありますが、それでも20秒以上の生成ができるのは評価できます。
筆者はさらに60秒の動画生成を試みたところ、生成には1時間10分を要しましたが、最終的には色の問題が少なく、驚異的な1分の動画生成が実現しました。
このように、ローカルデバイスでの高性能な動画生成が現実のものとなった今、AI技術の進化はますます加速しています。
今後も新たな発表が期待される中、この記事はその進展をいち早くお伝えするものとなりました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/03dbcb3435595ff737a9761af7d9bad115cbfd9f