NTTがドローンで雷を誘発、未来の電力源へと進化

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NTTが世界初のドローンによる雷誘発に成功。持ち運び可能な避雷針としての利用を目指し、将来的には雷のエネルギーを電力源として活用する計画も進行中。

要約するとNTTは18日、世界で初めてドローンを使用して雷を誘発することに成功したと発表しました。

このドローンは、持ち運び可能な「空飛ぶ避雷針」として、予測困難な落雷に対処することを目的としています。

将来的には、雷のエネルギーを電力源として活用する計画も進められています。

実験は昨年12月から今年1月にかけて、島根県浜田市の山間部で行われ、ドローンは高度300メートルまで飛行し、雷を誘発しました。

ドローンはワイヤーで地上と接続され、避雷針の役割を果たします。

このドローンは、雷が直撃しても誤作動や故障が起きないように設計されており、自然落雷の平均値の5倍の電流にも耐えられることが確認されています。

落雷による通信設備の被害は、国内で年間1000億円から2000億円と推定されています。

従来の避雷針は固定されているため、雷を受けられる範囲が限られていますが、ドローンを使用することで、ゲリラ豪雨などの突発的な落雷にも対応可能になります。

また、雷のエネルギーは1撃あたり400キロワット時とされ、4人家族の約1カ月分の電力量に相当しますが、瞬間的な大電流のため、蓄電池への充電は難しいとされています。

NTTは、ドローンで受けた雷を他のエネルギーに変換し、充電可能な電気エネルギーに再変換するシステムの開発にも取り組んでおり、雷を電力源として活用する研究を進めています。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/7525dbe0ca10c97e1f1815be45c7bef791faf127

ネットのコメント

NTTがドローンを用いて雷を誘発し、未来の電力源としての可能性を探るというニュースに対し、多くのコメントが寄せられました。

コメントの中には、雷が大電力を持つものである一方、その持続時間が短いため、実際の電力源として利用することは難しいと指摘する声がありました。

また、蓄電技術や超電導技術の開発が必要だという意見もあり、技術的な課題が山積みであることが強調されていました。

さらに、電話会社がこの技術を開発した目的に疑問を呈し、悪用されるリスクを懸念するコメントもありました。

一方で、技術の進展に期待を寄せる声もあり、これによって日本の原発が不要になるのではないかという楽観的な意見も見受けられました。

全体として、技術革新への期待と、それに伴うリスクや課題が共存する複雑な反応が寄せられていました。

ネットコメントを一部抜粋

  • 雷って大電力なんだろうけど、一瞬ですよね・・・
  • 電話の会社が何のためにこんなのを開発したのか。

  • まじでか
  • よくぞやってくれた!
  • これで日本の原発がいらなくなる!

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