韓国軍は10月6日、西海地域で北朝鮮のミサイル挑発に備えた射撃訓練を実施。天弓IIとパトリオットを使用し、迅速な対応能力を示しました。北朝鮮の挑発には強固な軍事態勢で対抗する方針です。
要約すると2023年10月6日、韓国軍は北朝鮮の弾道ミサイル挑発に対応するため、西海地域で誘導弾迎撃射撃訓練を実施しました。
この訓練は、韓国型ミサイル防衛(KAMD)体系の中心的な資産である「天弓II」地対空誘導弾とパトリオットミサイルを使用し、仮想の標的に対して行われました。
訓練には空軍ミサイル防衛司令部の戦力が参加し、2つの部隊が協力して標的を迎撃しました。
韓国軍は、北朝鮮のミサイル脅威に迅速かつ効果的に対処できる能力を示すため、この訓練を行ったとされています。
特に「天弓II」は、敵の航空機やミサイルを迎撃するための防空武器体系であり、高度30~40キロでのミサイル防衛において重要な役割を果たしています。
北朝鮮は、米大統領選挙の投票を約6時間後に控えた5日午前7時30分頃、短距離弾道ミサイルを数発発射し、約400キロを飛行させました。
韓国の合同参謀本部は、これらのミサイルが600ミリ大口径放射砲(KN-25)であると推定しています。
また、韓米日は同日に北朝鮮の挑発に応じて3カ国連合空中訓練を実施しました。
韓国軍は、今後も北朝鮮の多様な活動を注視し、いかなる挑発にも揺るぎない軍事対応を維持する意向を示しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/43aeec72c013297358c27e15a2cd27bc7ad1597b