マーカウェア、ブロックチェーンでファッションのトレーサビリティを革新

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マーカウェアがブロックチェーン技術を導入し、トレーサビリティを強化。ウルグアイ産オーガニックウールを使用した新コレクションを発表しました。

要約すると「マーカウェア」を運営するエグジステンスが、アパレル業界向けの情報開示ブロックチェーンソリューション「タドリチェーン ツナグ フォー ファッション」を導入し、ウルグアイ産オーガニックウールを使用したカプセルコレクションを発表しました。

この取り組みは、デザイナーの石川俊介氏が長年にわたり追求してきたトレーサビリティの強化を目的としています。

石川氏は「ファッションは農業だ」との理念のもと、原材料の栽培地から消費者の手元に届くまでの全過程を見据えた服作りを行っており、特にオーガニックウールやコットン、アルパカを重視しています。

2000年代初頭からトレーサビリティに注力してきた石川氏は、製品タグに協力工場の名前を記載することから始め、2014年には工場名を明記した製品ラベルを導入しました。

この背景には、アメリカでのサードウェーブコーヒーの影響があり、コーヒー農園のトレーサビリティの重要性に触発されたことがあると語ります。

これまでQRコードやウェブサイトを通じて情報提供を行ってきたマーカウェアは、今回の「タドリチェーン」により、製品タグのQRコードをスキャンすることで原料の生産者や工場の情報を得られる仕組みを整えました。

タドリチェーンは、アップデータが提供する情報開示ブロックチェーンソリューションで、フェーズに応じた3つのバージョンが用意されており、今回導入されたのは初期フェーズです。

これにより、消費者は製品の背景にあるストーリーを理解し、より意識的な選択ができるようになることが期待されています。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/75a574a5811b6b157f927ad34016d2f9bb11ea19

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