2023年9月の実質賃金は2カ月連続でマイナス、現金給与は増加も物価高が影響。
要約すると2023年9月の実質賃金に関する厚生労働省の発表によると、労働者が受け取った現金給与総額は前年同月比で2.8%増加し、平均29万2551円となりました。
これは33カ月連続でのプラスを示しています。
しかし、物価上昇の影響を考慮した実質賃金は0.1%減少し、2カ月連続でマイナスとなりました。
この実質賃金の減少は、物価が依然として高いことが要因とされています。
さらに、6月から8月にかけて支給された夏のボーナスは、1人あたり平均41万4515円で、前年よりも2.3%増加し、3年連続での増加を記録しました。
厚労省は、最低賃金の引き上げが10月から順次始まることを考慮し、その影響を注視していく意向を示しています。
全体として、賃金は増加傾向にあるものの、物価の影響で実質的な購買力は減少している現状が浮き彫りになっています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/7a32a58ef91884c84696784bc97fdc1297b3d20a