韓国当局が北朝鮮の金正恩氏の側近、趙甬元氏の動静に注目。最近の消息不明が異変の可能性を示唆。
要約すると韓国統一省の当局者は、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記の最側近である趙甬元党組織担当書記の最近の動静に注目している。
特に、趙氏の動静が3月1日以降、党機関紙で報じられていないことから、何らかの異変があった可能性も考慮し、動向を見守っているという。
さらに、李日煥党書記も同様に1月以降の動静が伝えられておらず、こちらも注視している状況だ。
とはいえ、最近の北朝鮮のテレビニュースでは、過去に金正恩氏と並んで撮影された趙氏の写真が報じられており、彼が金氏の地方振興策に関与していることも示唆されている。
趙氏は、地方振興策の非常設中央推進委員会のトップを任されているため、地方の活動に専念している可能性もあり、必ずしも異変があったわけではないとの見方も存在する。
韓国当局は、北朝鮮内部の動向を慎重に観察し、趙氏や李書記の動静が今後どのように変化するのかを注視していく構えだ。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/084c4558f9ceaba1854554b63c61e0395050f9a6