高丘知央CTOが発表した「AIコーディングの理想と現実」が話題に。AIの活用法や課題を実体験を通じて紹介。
この資料は、AIコーディングを取り入れた実体験を基に、システム開発におけるAIの活用法やその利点・課題について詳しく述べています。
高丘CTOは30年以上のプログラミング経験を持ち、2025年からAIコーディングアシスタント「Cline」を活用したコーディングを検証しているとのこと。
資料では、AIコーディングの生産性向上や未経験技術領域への応用、非エンジニアでも簡単にコーディングができる「Vibe Coding」、ローカルLLMの活用など、5つの主要トピックが取り上げられています。
特に、未経験の技術領域でのAIの活用については、理想的には「新しい技術のキャッチアップ時間が短縮される」とされる一方で、実際には基礎知識が成功の鍵であると高丘CTOは指摘しています。
「AIは知識の代替ではなく増幅器」という言葉が象徴するように、AIは既存の知識を強化するものであり、単なる自動化ツールではないことが強調されています。
この資料は、はてなブックマークで400以上のブックマークを獲得し、テクノロジーカテゴリーで1位を記録しています。
読者からは、「自分の感覚ともほぼ一緒」といった共感の声や、「AIコーディングの課題が見えた」といった意見が寄せられています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/94892aa3bf980c5edf7745e1f020ac72c9aede04
コメントの中では、AIコーディングが初心者でも利用できると期待されていたものの、実際には環境設定が難しく、挫折を感じたという意見が多く見られました。
特に、設定に関する情報が古かったり、APIの使い方が複雑であったりするため、最初の一歩を踏み出すのが難しいと感じた方が多かったようです。
また、AIを使ったコーディングの際には、デバッグやテストの方法についての不安も浮かび上がりました。
AIが自動的に行う部分もあるかもしれませんが、製品としてリリースする際にはリスクが伴うと考える人が多かったです。
さらに、フワッとした知識であっても、ある程度のものは作れるかもしれないが、エラーへの対処法が不明であることから、商業利用には慎重になるべきだという意見もありました。
全体として、AIコーディングの便利さと同時に、その限界や不安要素についての認識が広がっていた印象を受けました。
ネットコメントを一部抜粋
AIコーディングで素人でもできると喜んで使ったが、『環境設定』で挫折した。
デバッグとかテストはどうするんだろう、それもAI？
フワッとした知識があればそれなりのものは作れると思うけど、製品にして販売は怖いね。
高機能コードスニペッターみたいな印象ですね。
環境設定については嘘（多分古い情報なんだろう）をつくし、ようやくできて、なんとなく使い方覚えたら、あれ入れろとかAPIがどうしたとか言うし。