米CBSの『60ミニッツ』の責任者が辞任。トランプ政権への批判が独立性を失わせたと主張。メディアの自由が脅かされる中、トランプとの訴訟も影響。
オーウェンズは、トランプ政権への批判で知られる同番組の運営において、親会社パラマウント・グローバルの影響により独立性を失ったと主張している。
彼はスタッフに宛てたメモの中で、「これまで通りの編集方針を続けることが許されない」と述べ、現在の状況に対する不満を表明した。
この辞任の背景には、トランプがCBSの親会社を相手取って起こした100億ドルの訴訟がある。
この訴訟では、トランプがCBSがカマラ・ハリスに対する独占インタビューを編集し、彼女を「有能に見せかけた」と主張していることが挙げられている。
現在、トランプとCBSとの間で和解交渉が進行中であり、パラマウント・グローバルは映画製作会社への売却に関する承認を求めている。
オーウェンズは、和解の一環として謝罪することはないと強調しており、トランプは過去に自身に不利な報道を行ったメディアに対して訴訟を起こしてきた。
特に『60ミニッツ』やCBSに対して強い批判を展開しており、FCCに対して放送免許の取り消しを求めるなど、メディアへの圧力をかけている。
トランプは、ホワイトハウスの記者会見場を利用してメディアを排除し、支持する右派ジャーナリストに特等席を与えるなど、報道機関に対する操作を行ってきた。
オーウェンズの辞任は、メディアの独立性や報道の自由に対する懸念を呼び起こしている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/d16be38fd9620706535241cc63098299a91c203d
トランプ政権の批判に関わる番組の責任者が辞任した背景について、ネット上ではさまざまな意見が交わされていました。
多くのコメントが、メディアの偏向報道に対する懸念を表明しており、特に公平な視点からの報道が欠如しているとの指摘が目立ちました。
また、政権に対する批判が抑圧される状況が続いているため、言論の自由が脅かされているとの意見もありました。
さらに、政権寄りのメディアが優遇される中で、トランプ批判を行うメディアが鳴りを潜める現状に対する不満も多く見受けられました。
これにより、アメリカの民主主義が危機に瀕しているとの声もあり、言論統制の可能性が指摘されていました。
全体として、メディアの役割や報道のあり方についての議論が盛り上がり、国民の関心が高まっていたことが伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
メディアは偏向報道をしているのがよく分かる例。
メディアは公平な視点で番組を作っていないので常に批評的な見方をすべし。
ウソつきの大統領、優遇されるのは政権寄りの親トランプメディア。
SNSに氾濫する陰謀論、そしてトランプ批判のメディアは自ら鳴りを潜める。
言論統制は可能だ。
政権のアカデミズムへの攻撃も相まって、米国はますます低能三流国へと落ちてゆく。