楽天モバイルが2026年に衛星との直接通信サービスを開始予定。AST SpaceMobileの「Bluebird」を利用し、ビデオ通話が可能に。アンテナの大きさで他社との差別化を図る。
これまでの予定よりも具体的な時期が示された形です。
このサービスは、楽天グループが出資する米国のAST SpaceMobileが運用する商用衛星「Bluebird」を利用します。
AST SpaceMobileは2024年9月に第1世代機「Bluebird(Block 1)」を打ち上げ、2024年10月には地球低軌道(LEO)への展開を完了しています。
楽天モバイルは2025年4月にBlock 1とのビデオ通話の成功を発表しており、これは福島県に設置されたゲートウェイ地上局から発信された電波が衛星を経由して東京都のスマートフォンに届く試験でした。
この試験は、実験試験局免許の予備免許を取得した事前確認として行われ、今後の通信試験が期待されます。
記者会見では、楽天モバイルの三木谷浩史氏が、同社の人口カバー率が99.9%であることを説明し、AST SpaceMobileの衛星を活用することで「つながりやすさでも最強を目指す」と述べました。
日本では、KDDIが2025年4月10日から「au Starlink Direct」という衛星通信サービスを開始予定で、こちらはSpaceXの「Starlink」衛星を利用しています。
楽天モバイルのビデオ通話に対し、auのサービスはSMSや緊急地震速報の受信に対応しています。
三木谷氏は、楽天モバイルの衛星のアンテナ面積が約223m2であることを強調し、これはStarlinkの約36倍の大きさで、通信の優位性につながるとしています。
AST SpaceMobileのBlock 2衛星は、2025年と2026年に約60機が打ち上げられる予定で、これにより楽天モバイルの面積カバー率が100%になると主張しています。
新しい衛星通信技術を活用することで、災害時の早期把握やドローンによる離島への配達などの新たな可能性も生まれると期待されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/8fd65557c1793af45238917a0692956e705f3675
楽天モバイルが2026年に衛星通信サービスを開始するというニュースに対して、多くのユーザーがコメントを寄せました。
コメントの中には、楽天モバイルのサービスに満足しているという声があり、自宅では5G対応により快適な通信速度を享受していると報告していました。
一方で、アンテナの大きさについての懸念も浮上しました。
特に、アンテナが大きいと天体観測に影響を与えるのではないかという意見がありました。
さらに、衛星通信のパフォーマンスについては期待外れの声もあり、特にマスク氏の発言が注目されている点が興味深いとされました。
ユーザーの中には、特定の場所での接続状況に不満を持つ声もあり、今後のサービス改善が望まれています。
このように、楽天モバイルの新サービスに対しては多様な意見が寄せられ、期待される一方で懸念も多く示されていました。
ネットコメントを一部抜粋
アンテナの大きさは重要
自分の環境下では楽天で満足している。
下り280Mbps、上り100Mbps出るようになった。
そんなに大きいアンテナなら、天体観測の邪魔になるのではなかろうか。
本牧海釣り施設沖桟橋つながらない何とかして!