韓国、アメリカ、日本が北朝鮮の核脅威に備え、5年ぶりに図上演習を実施。安全保障会議と連携し、国防協力を強化。
要約すると韓国、アメリカ、日本の3カ国は、2023年2月22日から23日にかけて、北朝鮮の核・ミサイル脅威に備えた図上演習を5年ぶりに実施しました。
この演習は、韓国国防部が24日に発表したもので、上半期に予定されている安全保障会議の主要議題を議論するための実務会議と並行して行われました。
会議には、韓国の国際政策次長、アメリカの東アジア担当課長、日本の防衛協力課長が参加し、各国の防衛当局間での連携が強調されました。
今回の演習は、2022年6月にシンガポールで開催されたアジア安全保障会議を契機に、3カ国の国防担当相会議での合意に基づいて実施されました。
特筆すべきは、米国以外の国でこのような安全保障会議次元の図上演習が行われたのは初めてだという点です。
演習では、北朝鮮の核・ミサイル脅威に関連する仮想シナリオを想定し、各国の対応策を協議しましたが、具体的な詳細は公表されていません。
韓国国防部は、この実務会議と演習を通じて、韓米日の安全保障協力の継続的なモメンタムを維持することを目指していると述べており、トランプ政権下でもこの協力が揺らぐことなく続いていることを示す重要な意義があると評価しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/dab02444d7faff60b6d76fa902b203a682081912