東ソー、業績下方修正の背景と影響

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東ソーが2025年3月期の業績予想を下方修正。塩ビ需要の低迷が影響し、営業利益940億円に減少。半導体関連の回復も遅れ。

要約すると東ソーは2025年3月期の連結業績予想を下方修正することを発表しました。

具体的には、営業利益が5月の公表時から60億円減少し940億円、経常利益も同じく40億円減少の940億円、当期利益は60億円減の530億円に引き下げられました。

売上高は据え置かれていますが、利益面では市況の低迷や交易条件、在庫受払差の悪化が影響を及ぼすと見込まれています。

セグメント別では、カセイソーダや塩化ビニール樹脂を扱うクロル・アルカリ事業の営業利益見通しが59億円減の102億円に修正されました。

また、機能商品事業も半導体関連需要の回復が遅れていることから38億円減の377億円に引き下げられました。

坂田昌繫執行役員は、クロル・アルカリ事業の現状について「塩ビの需要が想定ほど戻って来ず、少し苦戦している」と説明しました。

一方で、2024年4月から9月期の連結決算では営業利益が前年同期比で47.6%増の473億円となり、各事業の販売増や在庫受払差の改善が寄与していることも報告されています。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/607ca6271628d65e4450e845008039a456648261

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